溢れ出るギリシャ愛♡30代無職女のVoyage

2016年にギリシャを一人旅して以来、愛してやまなくなりました。理由なしでギリシャが大好き。いつか移住する!と言いながら、いつまで経っても行動に出てない自分に嫌気がさし、自分を奮い立たせようと思ったのがこのブログのきっかけです!まずは日々「ギリシャ!」と口に出していたほうが、何もしないよりはきっと一歩近くなると思い、綴ってみようと思います。

お義母さんのはなし

【リアルタイム】

無事にロンドン到着しているのでご安心を(*^^*)

 

 

こちらは既に秋で、あのギラギラしていたギリシャの太陽が恋しいです!

 

 

 

既にネタ満載で、、、

 

どこから書き記そうか迷うほどです!笑

 

 

 

しばらくギリシャでの出来事編が続くと思うので、お付き合いください♡(たまにリアルタイム挟むかもしれませぬ)

 

 

 

 

 

 


プロポーズも受け、引っ越しも終わり、ラオくんの実家での生活が始まりました!

 

 

 

 

 

11月にラオくんと初めて会って、12月と2月+6月と今回で、4回目の訪問。

 

 

 

いつもと違うのは、結構がっつり家族と同居、ってことかな(ぼんやり1ヶ月前後って感じと思っていた)。

 

 

 

 

 

 

私全然人見知りもしないし、わりと明るい方だし、受け取り上手みたいなとこあるのでその辺は大丈夫なんです。

 

 

 

ただ、がっつりってなると話は別で、同居は絶対反対派でして。

 

 

 

日本ですら難しいのに、この言葉がほぼ通じない環境では身が持たないと、私の直感センサーがdanger(危険)と警告音を鳴らしております。

 

 

 

 

 

私も家族とは仲良しですが、私はなんでも報告する方ではないし、事後報告が多いし、なんていうかベタベタするのは得意じゃないというか。

 

 

 

色々あって私の今の家族は母と妹だけだし、親戚とかおじーちゃんおばーちゃんとかとの接し方がほんとにわからなくて戸惑う!

 

 

 

そして、そもそも”人”として「適度な距離」って誰しもが持っていたいと信じてやまない私です。

 

 

 

 

 

 

しかし、ここはギリシャ

 

 

 

しかも、ラオくんの家族は距離がとっても近くて仲良し。

 

 

 

 

ラオくんも弟も、離れてても毎日お父さんかお母さんと電話で話すし、例えば「今そこにこんなゴミが落ちていた」っていうレベルのことまで共有するくらいの感じです。

 

 

 

 

 

離れて暮らしていれば、「あぁ仲良しなんだな」って微笑めるんですがね。

 

 

 

 

そこにいざ私がぽーーーーんと入るのは・・・

 

 

 

 

私にとっちゃ、苦手数学の難しい問題よりも難解(´;ω;`)

 

 

 

 

 

「そんなに仲良しなんだったらラッキーやん!!いっそのこと心開いてどーんと胸に飛び込んでいけばいいやん!!」

 

 

とかって思うでしょ?

 

 

 

 

これが本当に、、ええ、はい、ええ。

 

 

 

 

 

 

言葉が通じない分、

 

 

“言葉じゃない部分”から感じ取ることにとても敏感になるんです。

 

 

雰囲気、ムードとか所作とか声色とか表情とかね。

 

 

 

これ、すごく便利な能力であり、邪魔をする部分でもあり。

 

 

 

 

 

 

 

私は、お義母さんからのプレッシャーが辛いことに気付いた。

 

 

 

大のおしゃべり好きのお義母さんは、私たちが言葉が通じないことをとても残念がってくれていて(ありがたい話ですはい)。

 

 

 

 

ナフプリオにいた時、言葉全然わからないのに毎日のように電話くれて(ぶっちゃけほんと大変!)。

 

 

 

 

一緒にごはん食べてる時、

 

 

「嗚呼Natsumi,いつになったら私たち話せるようになるんだろう!」と言ってくれたり。

 

 

 

 

 

 

 

でも。

 

 

 

「Natsumi,語学学校のお金出すからギリシャ語を早く話して!」

 

 

って言われた辺りから、徐々にプレッシャーになっていき。

 

 

 

 

 

必死にギリシャ語の文章作ってトライしてみても、真顔で

 

 

「何て言ってるのかわからないわ」

 

 

って言われたり。

 

 

 

↑言語を勉強したことある方は特にわかってくれると思いますが、これ最強に傷つくんですよ(´・ω・`)

 

 

 

 

頑張って言ったのにな、って。

 

 

 

間違ってたら即真顔で言い直されるし。

 

 

 

 

 

例えば、語学学校で先生がこれをするなら有り難い話。

 

 

即間違いに気づかせてくれたら覚えるからさ。

 

 

 

 

 

でも、ここは学校ではないし、お義母さんだし、って。

 

 

 

 

 

そして、、

 

 

彼女は、英語も日本語も話しません。

 

 

 

 

 

決して、断じて!!

 

 

 

 

 

「Hello」も「こんにちは」も、1言たりとも話さない。

 

 

してみようともしない。

 

 

 

 

 

それを批判するわけじゃないけど、

 

 

 

それほど熱く「話してほしい!」と願うんなら、もし私が彼女なら私の方からちょこっとでも話して歩み寄ってみるけどなーって思ったり。

 

 

 

↑お義父さんはこんな感じで英語と日本語を言ってみてくれるから、とても話しやすいんです。

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、

 

 

 

いつしかギリシャ語を話すのが苦痛になって、

 

 

 

義務感の方が強くなって、楽しくなくなって、

 

 

 

 

 

 

とにかく私は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げた。

 

 

 

逃げまくった。

 

 

 

 

 

必要最低限で当たり障りのない会話と、ラオくんの翻訳に頼り笑顔で時間をやり過ごし、

 

 

 

 

 

とにかく家にいる時間を減らしまくった。

 

 

 

 

炎天下の中、散歩に出かけまくった。

 

 

 

 

 

 

 

そしたらラオくん経由で、

 

 

 

「どうしてNatsumiは毎日出かけるのか」

 

 

 

と尋ねられ、

 

 

 

 

若干怯んだ。

 

 

 

 

 

居心地の悪い空間が絶対ダメな私にとって、逃げる以外の選択肢なんて、、なかった!!(全力で)

 

 

 

 

 

だって、言語なんてすぐに習得できるものではなく、じっくり時間をかけて身についていくものだから。

 

 

 

それを、今すぐ話してなんて無理な話だ。

 

 

 

 

 

 

 

そんなモヤンとした日々が続いたある日。

 

 

 

 

ラオくんが少し出かけてる間、お義母さんとふたりきりのシチュエーション。

 

 

 

 

 

少しギリシャ語で話した後、突然

 

 

ギリシャ語、いつ勉強するの?」

 

 

と切り出してきた。

 

 

 

 

 

嗚呼・・

 

 

ほんとに勘弁してほしい。

 

 

 

 

ちょ、今ラオくんいねーーーー!!

 

 

タイマン!!!(言い方)

 

 

 

 

 

「毎日聴いて理解しようとはしているけれど、とっても難しくて」

 

 

 

と曖昧に伝えると彼女は立ち上がり、紙とペンを持ってきてなにやら書き出した。←あ、もちろんギリシャ語ね。笑

 

 

 

 

 

 

彼女が書いた文章はほとんど知ってる単語だったので、意味を理解するのに時間はかからなかった。

 

 

 

 

「あなたがギリシャ語を話せるようになりたいなら、彼と英語で話すべきじゃない。

 

 

ギリシャ語で会話したほうがいい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(つд⊂)

 

 

 

(°д゚)!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだって????????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内心、響き渡るゴング!

 

 

 

軽くパンチングマシーン200発くらいはいってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいや。

 

 

 

こんなんあれですやん。

 

 

 

 

 

日本語で話していいなら、どんな大きな声を張り上げて言っただろう。

 

 

 

 

 

 

「大きなお世話だ」と。

 

 

 

 

 

 

だってそうやん??

 

 

 

ここにいる目的は、ギリシャ語の勉強ではなくラオくんと過ごすためやん?? 

 

 

 

ラオくんとは英語で意思の疎通ができてるし、今直近で私たち二人には問題なくない??

 

 

 

それを強制するってどんな感じ?ねぇ?

 

 

 

 

 

 

からしてみれば、

 

 

 

「私が(大好きな会話が)できなくてストレス溜まるから、さっさと話せるようになって!!」

 

 

 

っていう風にしか感じひん。

 

 

 

あなたのエゴで言ってるようにしか聞こえへん。

 

 

 

 

 

しかも、ラオくんのおらん時に紙で伝えてくるなんてズルない?(途中で帰ってきたけど、彼女は自分に言いたいことに夢中だった)

 

 

 

私がギリシャ語で会話できひんことをいいことに、好き勝手ゆーてんちゃうぞ!!!!!

 

 

 

ギリシャ語は生きるための必須項目ちゃうぞ!!

 

 

 

世界は広いんや!!!(もはや支離滅裂)

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼーゼーゼーゼー(息切れ)( ゚д゚ )

 

 

 

 

 

 

 

 

腸が煮えくり返る思いとはこのこと。

 

 

 

 

 

でも、私はこう返した。

 

 

 

「私は英語も完璧じゃないから、彼と話して勉強してます。

 

 

ギリシャ語だけでのコミュニケーションは無理です。

 

 

言語を習得するには、相当な時間がかかることはわかってください。

 

 

でも、アドバイスをありがとうございます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し微笑んでこう言うのが精一杯で、すぐに部屋に帰った。

 

 

 

 

 

 

すぐに追いかけてきたラオくんの前で、

 

 

 

 

私は漫画のように泣いた。

 

 

 

 

 

涙が束になって小さい池ができるんじゃないか思うほどで、

 

 

 

決壊したダムみたいに、止め方がわからなかった。

 

 

 

 

 

当の私が一番びっくりした。

 

 

 

今、これを書きながらでも泣けるくらい辛かった。

 

 

 

 

 

ラオくんは「そんなこと言うな」って彼女に言ってたっぽいけど、そんなんでどーなるわけでもない。

 

 

 

 

いや、正直言うと、もうその件に関しては改善とか楽になるとかの期待もしてない。

 

 

 

 

 

 

こんな経験人生で初めてなので、

 

 

 

自分が一体どう感じていて、なんで泣いてるのかを自分で理解するのに時間がかかった。

 

 

 

 

 

悲しいのか、悔しいのか、辛いのか、

 

 

 

それとも全部なのか。

 

 

 

 

 

 

ラオくんに伝えた。

 

 

 

「言葉が通じないってことで、こんな言われ方したのは人生で初めてだ」と。

 

 

 

 

 

 

4年前、"I will"の使い方すら知らずに飛び立ったNZでは、家族のような友だちが惜しみなく私に英語で話してくれたおかげで、ノンストレスで楽しく話せた。

 

 

 

あれは奇跡みたいな素晴らしい体験で、あれが当たり前なんて思ってはない。

 

 

 

 

 

けど、私が何か新しいフレーズを話せるようになる度に喜んでくれて。

 

 

 

 

 

そんな状態の私と付き合って、毎日ビデオコールで楽しく話したNちゃん。

 

 

 

「心と心が通じれば、言葉は後付けだ」って死ぬほど実感させてくれた人。

 

 

 

 

 

いろんな国に行って、たくさんの人に出会ってきたけど。

 

 

 

 

 

 

こんな言われ方された経験は、後にも先にも初めてや!!!!!

 

 

 

 

 

 

私にしては、かなり控えめな表現で想いを綴っておりますが(笑)

 

 

 

 

「腹たつわーーー!!!」

 

 

だけなら簡単なんですが、

 

 

 

そうもいかない。

 

 

 

 

 

 

でもね、

 

 

思ったんです。

 

 

 

 

 

このお義母さんは私にとって、かなり重要なキーパーソンだなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

だってすごくない?

 

 

 

普通さ、いくら話したいとはいえ、一向に上達しない人に対してこんなにしつこく投げかけてくる??(ちなみに彼女の月星座、蠍座)笑

 

 

 

わざわざ嫌われ役かってさ。

 

 

 

 

 

 

しかもね、私知ってるんです。

 

 

 

彼女はカラッ!とした性格で、陰湿さとは無縁なこと。

 

 

 

だから、こんな風に面と向かって言ってくる。

 

 

 

 

 

あれれ?

 

 

もしかして私、、、

 

 

 

「逆に恵まれてるんじゃね??」って。笑

 

 

 

 

 

陰湿な義母なんて、控えめに言って最悪やん???

 

 

 

だったらこんなふうに言ってくれた方が、私としてもわかりやすいわ、うん、いいわ絶対!!!って。

 

 

 

 

 

何より、星を読むのが好きな私のホロスコープ

 

 

課題とすることに「言語習得」があるんですね。

 

 

 

 

だからそれは、そもそも簡単にできるようになってなくて。

 

 

「努力すれば人以上にできる才能がある」

 

 

ってことなんですね。

 

 

 

 

それを、タイミングよく電話くれた友だちとの会話で思い出させてもらって。

 

 

 

 

 

私も、それがわかってるからもどかしいんですよね。

 

 

人に言われると、余計に向き合いたくなくなる私の悪い癖!

 

 

無駄なプライド!

 

 

 

 

 

そしたら、彼女に感謝が湧いてきた。

 

 

 

今こういう間柄になって、お尻叩いてくれてありがとう、って。

 

 

 

 

 

私が彼女なら絶対あんな言い方しないし、

 

 

彼女は他言語を勉強したことないからその気持ちがわからないわけだし。

 

 

友だちなら絶対選ばないけれども。笑

 

 

 

 

 

でも!

 

 

人生が変わりそうなくらい刺激的な気持ちにさせてくれてありがとうと!!

 

 

 

 

 

人を批判するより、こっちの捉え方の方がいくらか私のためになる!!!

 

 

 

 

そもそも、人は変わらないから私が変わるしかないんだということを忘れないように100回唱えよう。

 

 

 

 

 

「わかりました!やってみます!」

 

 

が、きっと幸運を引き寄せるんだから♡

 

 

 

↑お義母さんが作る料理は全部完璧でおいしい。

 

これは私の大好物、甘いギリシャヨーグルトwithフルーツ!

 

 

 

 

 

わーーーーーー

 

 

 

長々と、読んでくださって本当にありがとうございます。泣

 

 

 

書いているうちに、どんどん気持ちが浄化されてとっても楽になりました(*^_^*)

 

 

 

 

 

やっぱり、私にとって「表現すること」はとっても大事だなぁって。

 

 

 

 

 

あ!その後、とりあえずトライしてみることは続けています!

 

 

勿論、無理のない範囲でね♡

 

 

 

 

安心してくださいね、私はいつも私です!

 

 

 

 

 

地球の、数ある家族の中の、たった一つ大切な場所、ご縁あって出会った家族ですもんね!