溢れ出るギリシャ愛♡30代無職女のVoyage

2016年にギリシャを一人旅して以来、愛してやまなくなりました。理由なしでギリシャが大好き。いつか移住する!と言いながら、いつまで経っても行動に出てない自分に嫌気がさし、自分を奮い立たせようと思ったのがこのブログのきっかけです!まずは日々「ギリシャ!」と口に出していたほうが、何もしないよりはきっと一歩近くなると思い、綴ってみようと思います。

近所の犬に噛まれた話1

 

週末バタバタゆっくりと(どっちやねん)をしていたので、連続していた更新が止まってました!!

 

 

いつも読んでいただいて、本当にありがとうございます(*^_^*)

 

 

 

 

ギリシャの太陽、ほんとにすごいよ〜!!

 

 

 

 

 

さて、いよいよこの話をしましょう。

 

 

 

ギリシャに来て初体験をしました。

 

 

 

 

私・・・

 

 

犬に思いっきり噛まれました。

 

 

 

 

(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

ニュージーランドのワーホリブログからお付き合いいただいてる方はご存知かと思いますが、私は愛犬家です。

 

 

 

NZでは、犬の散歩のパートタイムジョブ(ジャパニーズスピッツだった)をしていましたし、そのホステルにいたゴールデンレトリバー2匹とも毎日仲良く暮らしていました。

 

 

 

 

人生でも7歳の頃から20年以上、3匹の愛犬と家族仲良く暮らしていました。

 

 

 

犬を怖いと思ったこともなく、むしろかわいいかわいい!!のタイプであります。

 

 

 

 

 

 

そんな私を、突然噛んだ犬がギリシャに現れました。

 

 

 

 

 

(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

 

 

ラオくんがアナをお風呂に入れ、ピッツァをごちそうになった帰り道。

 

 

 

お義父さんにばったり会い、ラオくんと私と3人でなんとなく歩いていて。

 

 

 

 

23時近くでもうすっかり夜、あと30メートルでお家!

 

 

 

 

 

近所のおじさんがいて、犬2匹が家から道にでてきて、何事もなく「こんばんはー」って言いながら歩いてた(お義父さんはそのおじさんと話してたかもしれない)その時。

 

 

 

1匹の白い犬がてくてくと私に近づいてきて、鳴きもせず突然私の左足のふくらはぎをパクっ!!と噛んだんです。

 

 

 

 

「いたっ!!!」

 

 

 

 

って言って、びっくりしすぎてかたまった。

 

 

 

 

 

 

え??

 

 

 

私、今犬に噛まれた、、、??

 

 

 

 

みたいな。

 

 

 

 

 

ラオくんと手を繋いで歩いてたのに全然気づいてないから(なんでだ??)、

 

 

 

 

「ちょ、その犬私の足を噛んだ!」

 

 

 

って言った。

 

 

 

 

ラオくんもえ!?ってびっくりして、傷口を見た。

 

 

 

 

がっつり痛かったし、結構ガチで噛まれてたし、血が出てた。

 

 

 

 

 

ラオくんは私に、

 

 

「え?ほんとに噛まれたの?引っかかれたんじゃなくて??」

 

 

って聞いた。

 

 

 

 

イラッとして、

 

 

 

「私、噛んだって言ったよね今?

 

 

ここ歯型になってるやん、なに、私を疑うの?」

 

 

って言い返した。

 

 

 

 

 

 

もうね、びっくりとショックと、我慢でソワソワ。

 

 

 

 

 

 

何の我慢かって、

 

 

 

私がそのおじさんに怒ることを。

 

 

 

 

 

犬は悪くない。

 

 

 

飼い主が、道路に放してたのがことの原因。

 

 

 

 

 

 

普通なら、言葉が通じなかろうがなんだろうが、私自身がそのおじさんに抗議しているところだ。

 

 

 

普通なら1000%、私自身がこのおじさんに怒っている、怒りを伝えている。

 

 

 

 

 

 

なぜそれをしなかったかというと、ここがラオくんの実家の目と鼻の先だからだ。

 

 

 

私はこの辺りのご近所付き合いがどの程度のものか、仲がいいのか悪いのか、全く知らないから。

 

 

 

どちらにしろ、ここは私の口からではなく、お義父さんかラオくんの口からなにか伝えてくれるのを待った方がいいと思った。

 

 

 

 

 

 

ところが。

 

 

 

 

 

 

おじさんが「嗚呼大変!」と、謎のアルコールが入った瓶を持ってきた。

 

 

 

 

え、は、何?消毒のつもり??

 

 

 

それ、飲むお酒でしょ?

 

 

 

何の冗談???

 

 

 

 

 

ラオくんが、

 

 

「いや、いらない」

 

 

っておじさんに伝えて、私の手を引いて歩き始めた。

 

 

 

 

 

??????????????????

 

 

 

ほんま言ってる??

 

 

 

は????それだけ???

 

 

 

 

 

 

 

30メートル先の家に着いた瞬間、私は我慢の限界が来た。

 

 

 

 

 

「なんで何も言ってくれなかったの???」

 

 

 

 

ムカつくし、悔しいし、悲しいし、痛い。

 

 

 

 

 

 

私が言いたいこと。

 

 

1.明日奥さんになる人が自分の隣で犬に噛まれて血を流してても、あのおじさんに何も言ってくれなかった絶望感と悲しみ

 

 

2.私の怪我の程度も何も聞かずに今に至ること

 

 

3.狂犬病とか。

 

 

4.ギリシャではこれが許されるのか?普通なのか?

 

 

 

 

ま、1.にすべてが凝縮されています。

 

 

 

 

 

私は未だかつて彼氏の隣で犬に噛まれたことなどないので、自身の経験上で比べることができません。

 

 

 

 

が。

 

 

 

私がさっきのラオくんの立場なら、1000%あのおじさんに言及しています。

 

 

 

これに性別なんて関係ありません。

 

 

 

 

怒らなくても「二度と柵から出さないで」と注意する。

 

 

 

 

 

これが、私のパートナーに対する筋の通し方です。

 

 

 

痛かったろう、辛かったろう、と感じ、身体が動くと思います。

 

 

 

 

 

 

ラオくんは、その真逆のことをした。

 

 

 

 

嗚呼、パートナーが傷つけられてもこの人は何も表現しないんだな、

 

 

私への優しい言葉も何もないんだな、

 

 

 

 

と一瞬で感じてしまって、

 

 

 

 

 

ただただ辛かった。

 

 

 

 

悲しかった。

 

 

 

 

 

 

 

私、おじさんに言えないんじゃないよ。

 

 

 

言わなかっただけだよ。

 

 

 

 

 

ふくらはぎから血を流しながら、私も泣いた。

 

 

 

 

 

ラオくんの言い分は、

 

 

・あのおじさんは、この近所じゃだいぶ有名な変わった人で、まともな話が伝わる相手じゃない

 

・あの場面で何を言っても時間の無駄で、そんなことで時間を割くより一刻も早く治療したいと思った

 

 

 

 

 

成分がほぼ感情でできたあの時のワタシに、こんな理論が通用するはずがない。

 

 

 

 

 

私は更にキレた。

 

 

 

 

 

私をキッチンの椅子に座らせて、左足を消毒したり治療してくれながら、ラオくんは

 

 

「ごめんね」

 

 

って言った。

 

 

 

 

 

目を見ずにそれを言ったことについて、私は更にキレた。

 

 

 

 

し、何も言ってくれなかったことが悔しくてたまらない。

 

 

 

私はこんなに痛い思いをしたのに、あのおじさんは何も罰がないのかって。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

そんなんおかしーーだろがいっ!!!!!( ゚д゚ )

 

 

↑過去を振り返りながら書いているので、今怒りがこみ上げてきている最中です。笑

 

 

 

 

 

 

このときはもう、とにかく悲しかったんです。

 

 

絶望、っていうか。

 

 

 

 

この先ずっとこの人と一緒にいるのに、例えばまた同じようなことが起こったらこのひとはまた同じように何も言ってくれないのかって。

 

 

 

 

「ポーカーフェイスは辞めて、いい人ぶらないで。」

 

 

と言ってしまった。

 

 

 

 

 

途中お義母さんが心配してやってきて、状況を知って、

 

 

 

おじさんに対してなのか、ラオくんと激しく話してたけど何のことかわからず。

 

 

 

 

 

私が泣きそうな姿を見て、

 

 

「泣くのはお辞め、ぐっとこらえなさい」

 

 

と言って来て、

 

 

 

 

 

いやいや私が悪いの??

 

 

(心のヤンキーが出てくのを)めっちゃ我慢したよ私。

 

 

 

 

誰も今のこの私の気持ちを汲んでくれる人がいないことの絶望感が半端なかった。

 

 

 

 

つづく。