溢れ出るギリシャ愛♡30代無職女のVoyage

2016年にギリシャを一人旅して以来、愛してやまなくなりました。理由なしでギリシャが大好き。いつか移住する!と言いながら、いつまで経っても行動に出てない自分に嫌気がさし、自分を奮い立たせようと思ったのがこのブログのきっかけです!まずは日々「ギリシャ!」と口に出していたほうが、何もしないよりはきっと一歩近くなると思い、綴ってみようと思います。

バッキンガム宮殿で感じた愛のエネルギー

少し時間が前後しますが、エリザベス女王追悼の意を込めてバッキンガム宮殿に足を運んで来ました。

 



 

女王崩御のニュースが入ったとき、私はラオくんとモールにいました。

 

 

 

ラオくんの仕事用の電話でメッセージが流れて来て、

 

 

「女王が亡くなったって」

 

 

 

 

えっ!?

 

 

すごい大きなニュースやん。

 

 

先日即位70年のセレモニーが流れてたばっかりだと思ったのに。

 

 

 

 

↑そのモールでたまたまこのモールでゲットしたブーツには、否応なしに「エリザベス」と名付けました!

 

 

70年間愛用希望(ちょっと無理)、いや、大切に使えば70ヶ月ならどうにかいけるかも!!

 

 

 

これはRiver Islandというイギリスのブランドなんですが、わりとお手頃価格なのに品よく見えるアイテムがたくさんでモールに行っては眺めていました♡

 

 

 

やっとブーツを買ってご機嫌、やっぱウォーキングシューズでは私のテンションが爆上がりしないぜ♡

 

 

 

 

 

 

で、ニュースの翌日、このブーツを履いていざバッキンガム宮殿へ。

 



朝、準備しながらTVで見たニュース(イギリスは多分1日中ニュースやってた)の場所に今からすぐ行くって、これまたすごいよな。

 

 

 

 

↑運良く二階建てバスの1番前ゲットできたこの日は大降りの雨。

 

 

というか、降ってなかったのにバス乗った瞬間に大雨降ってきた。

 

 

 

 

宮殿に近付くと、歩いてる人も車もいっぱい!!

 

 

 



降りたら雨があがった。



 

あがったどころか、徐々に晴れ間が見えてきた。

 

 

 

 

今思えばどう考えてもタイミング良すぎたわ私!!

 

 

 

エリザベス(ブーツ)、私を守ってくれて本当にありがとう♡

 

 

 

 

 

宮殿には流れるように人がわんさか押し寄せている。

 

 

 

 

 

↑でーーーーーーーーーん!!

 

 

 

 

こっ!これがバッキンガム宮殿か!!!

 

 

 

教科書でしか見たことないあれか!!(ビッグベン以来)

 

 

 

 

ってか、めちゃめちゃ人がいる!!( ゚д゚ )

 

 

 

そりゃそうか、ニュースの翌日だもんなぁ。

 



それにしても、こんなに集まるんだ!!ってくらいの人。

 

 

宮殿の門を見るのが難しいくらい!

 

 

 

 

↑その門の正面にある、このゴールドの銅像

 

 

 

 

私はこの像の美しさに一目惚れ。

 

 

しかも私がこれを見ている間に、空がどんどん晴れて青になってきて。

 

 

 

雲の白さとのコントラストがとても美しい。

 

 

気付けば360°ぐるっとして釘付けになってました。

 

 

 

この像は、エリザベス女王の前のヴィクトリア女王の記念碑だそうです。

 

 

 

 

みんなが女王を想う気持ちと共に、空へ突き抜けていくようでした。

 

 

 

 

↑いたるところに綺麗なお花が献花されてました。

 

 

来るときも、花束を抱えた人でいっぱいだった。

 

 

 

 

騒いだり大声を出したりする人はおらず、ごくごく静かな時間が流れてました。

 

 

 

彼女が長年「女王」として過ごしたバッキンガム宮殿でこの日私が感じたエネルギーは、たくさんの人の愛。

 

 

 

女王が亡くなったニュースが流れたとき、ここにダブルレインボーがかかったそうです。

 

 

ハリーポッター占星術で知られるイギリスという国は、目に見えない何か、が人々に近くたくさんあるのかもしれない。

 

 

 

 

 

しかも亡くなった場所バルモラル城は、女王がプロポーズされた場所とのこと。

 

 

 

なんだかじーんとしちゃいました。

 

 

 

 

 

世界中のこんなにたくさんの人に愛された女王、素敵な生涯ですよね。

 

 

 

そういえば、いつも鮮やかな女王の一色コーディネート、映えていらっしゃいましたよね!!

 

 

 

あれは、

 

「国民にすぐに見つけてもらえるよう、明るい気持ちになってもらえるよう」

 

という願いをこめて、こだわりがあったそうです。

 

 

 

 

イギリス国民の3人に1人が女王に会ったことだあるんだとか。

 

 

それだけ国民と女王は距離が近かっただけに、今回のニュースは本当にお辛かったことと思います。

 

 

 

ラオくんの会社の人は黒い服を着て喪に服していたそうですし、お世話になった不動産会社のお姉さんもたくさん泣いたと言ってて。

 

 

 

 

ギリシャ人のラオくんはピンときてないみたいでしたが、日本国民の私たちはなんとなくわかる気がしません?

 

 

長く続いている国の歴史、という意味でもそう感じるんでしょうかね。

 

 

 

 

 

まさかイギリスに来てすぐ女王崩御に遭遇するなんて、と驚いていますが。

 

 

 

長い歴史の中の「終わりと始まり」「時代の切り替わり」に立ち会えた貴重な機会でもあります。

 

 

 

 

国葬は19日に執り行われるそうですが、数日経った今もロンドンの至るところに女王のパネルが掲げられています。

 

 

この国で、近くで、その切り替わりのエネルギーをそのまま感じようと思います。

 

 

 

エリザベス女王、長い間お疲れ様でした。

 

 

心よりご冥福をお祈りします。