パートナーシップの手続き3:市役所訪問編
皆さんこんにちは!
私がギリシャを訪れてからずっとラオくんがお休みをとってくれていたのです。
パートナーシップは結婚と同等に扱われるので、会社から5日間のバケーションをもらえるんです!
日曜日に実家から帰ってきて、昨日から仕事が始まったので久しぶりにラオくん家で一人で過ごしています。
嗚呼、たまらなくリラックス。
背中から羽根でも生えたんじゃないかと肩甲骨をさすってみたくらい、ひたすらのリラックスでござる。
↑お土産に買った文明堂のどらやき、思わず自分で食べちゃったよ!笑
昨日まで実家でご両親と一緒&人と会ってたので、後半はもうほんとに自分の時間がほしくて仕方がなかった。
このあたり、しっかりバランス作っていかないとな、と課題です。
さて!
シビルパートナーシップの手続きもいよいよ終盤!
3.市役所で契約書を提出する
弁護士さんに作ってもらった書類を、今度は市役所へ提出し手続きします。
俗に言う、婚姻届を役所へ持っていくあの過程ですね!!
ちなみに、日本の戸籍って日本特有の文化なんですよ。
説明は省きますが、こちらにはああいうのはないので少し手続きが異なるかもしれません。
昨日弁護士さんに書類を作ってもらった時点で締結はされていますが、私の感覚では市役所に届け出て受理されて初めてオフィシャルにパートナーとして認められる、といった感じです。
なので、この日の朝は気持ち新たに、
「ああ、私は今日からもう独身ではなくなるんだなぁ。」
と、独身の自分にそっとさよならを告げたのでした。
前日に買ってもらった、新しいワンピースに身を纏って♡
オーストラリア育ちのギリシャ人お姉さんが営んでいる、とってもかわいいお洋服屋さんであれやこれやと言いながら選んだ色と柄とデザイン。
本当に気に入っています♡
ペンダントは、この朝お義母さんがプレゼントしてくれました!
私の好み、ドンピシャ♡
このピアスも前回いただいた物でとっても気に入っています♡
なんでお義母さん、そんなに私の好みがわかるんだろう?と不思議がっていたら、
「多分好みが私と似ているのよ」
って。
ラオくんも、ちょっぴりかしこまった感じでシャツを着て出かけました!
いざゆかん、市役所!!
頼もう!!
と、コーヒー片手にショッキングオレンジ色のネイルをしたマダム(市役所の職員です)のカウンターで書類を提出してたった10秒。
書類を突き返されました。
( ゚д゚ )!!!!!
ギリシャ語でオレンジマダムとラオくんが話しているけど、まったくわからない。
話し終えて彼は私の手を繋ぎ、若干激しめのステップを踏みながら市役所から退散した。
ちょ、ちょ待てよ(そうです、あれです)!!!!!
なんで?
なんで突き返されたわけ??
どこに行くわけ?????
明らかにぷちキレのラオくんの説明によるとなんと。
弁護士さんが記した名前の表記が全部大文字で、
はじまり以外は全部小文字じゃないと受理できないらしい。
( ゚д゚ )!!!!!
なんだって???
しかもその上、
「私もう1000回くらい言ったのに、なんでわからないの??」
って言われたらしい。
(# ゚д゚ )!!!!?????
ギリシャの強い太陽を浴びながら、私は白目で天を仰いだ。
いやいやいやいや。
お前さん、ほんとに気が長いんだね。
私、そんな言われもない言い方されたらバッチバチのメンチ切って言い返すけどね(基本スタイルヤンキーな私の心)。
1000回もどこで誰に小文字でって伝えただって???
1000回くらい夢でも見たの間違いだろ???
そんなことは弁護士に1000回言ってくれ。
私たち、提出したのこれが初めてですけんどっっ!!!!!
こんな意味がわからないキレ文句なのに静かに受け入れ、ステップが若干激しめなだけのラオくんを改めてすごいと思った。
「そ、それで?どうすんの??」
「今からあの弁護士に会って直してもらう」
( ゚д゚ )!!!
つづく。