溢れ出るギリシャ愛♡30代無職女のVoyage

2016年にギリシャを一人旅して以来、愛してやまなくなりました。理由なしでギリシャが大好き。いつか移住する!と言いながら、いつまで経っても行動に出てない自分に嫌気がさし、自分を奮い立たせようと思ったのがこのブログのきっかけです!まずは日々「ギリシャ!」と口に出していたほうが、何もしないよりはきっと一歩近くなると思い、綴ってみようと思います。

9月のロンドンの家探しは過酷!!!

【リアルタイム】

 

家がようやく決まりそうな気配です!!

 

 

また詳細お伝えしますね!!

 

 

 

 

 

ロンドンに来てから2週間ちょい。

 

 

今、ホテル→ホテル→遂にホステル(ドミトリー)に宿泊しています( ゚д゚ )笑

 

 

 

 

はじめからロンドンのホテル代は驚くほど高かったのですが、女王が崩御されてから輪をかけてホテル代が跳ね上がってるんです!!!

 

 

 

 

もうね、無理!!

 

 

ただの家探しにこんなにお金かけてちゃあっという間にホームレスになっちゃうよ!!

 

 

 

ごく普通のホテルでも、日本なら結構いいランクのホテルに泊まれるレベルです。

 

 

 

 

まさかカップルでドミに泊まるなんて!って感じでしたが、背に腹は代えられない!!

 

 

 

・・・し、私的には久々の旅人気分でこれはこれでめっちゃ楽しんでたりします。笑

 

 

 

 

 

 

えー皆さん、よっぽどの理由がない限り9月のロンドンで家を探すことは辞めておくことをオススメします・・

 

 

 

こちらは、新学期や年度の始まりが9月なんですよね(日本で言えば3月後半〜4月の感覚)。

 

 

 

 

今まで数カ所viewing(内見)に行ったのですが、この時期のロンドンでの家探しは超絶クレイジー!!

 

 

 

新しい物件が出た瞬間に連絡とらないと、もう遅いくらい。

 

 

 

上がっては消え、不動産会社に出向いても即答で「今全部埋まってる」って言われるので、「もし上がったら連絡して」と連絡先を残して去る他どうしようもない(そこらへんの不動産会社全部行った)。

 

 

 

 

ある物件は人気すぎて「今90人応募来てるから、必要書類を準備できる人のみviewing参加OK」なんてとこもありました。

 

 

 

 

Viewing参加したとて、考える暇なし。

 

 

考えてる間にライバルに取られてしまうなんてザラ。

 

 

その日、遅くても翌日中にオファーしないと多分売り切れ!!

 

「オファーしたい人は3時間後までで締め切ります」なんてとこもありました。

 

 

 

主にオンラインやアプリで探してて、それはそれで色んなお家が見られて楽しいのですがもうさすがに飽きまして・・・笑

 

 

 

あ!使ってたサイトは主にこちらの2つ

◯Rightmove 

https://www.rightmove.co.uk/

 

◯Zoopla 

https://www.zoopla.co.uk/

 

 

シェアハウス、ルームとかだとこの他にも色々ありますが、私たちはプライベートオンリーで探してたのでこちらの2つをとても重宝してましたしここで見つけましたよ(*^^*)

 

イギリスのお部屋探しにお役立てください♡

 

 

 

 

あ、

 

「なんで事前に(ロンドン来る前に)viewing予約していかなかったの?」

 

 

とか思うでしょ?

 

 

 

 

上記の理由で不可能です、はい。笑

 

 

 

電話で「今すぐviewing行けます!」って言えない状況での予約は無理に等しい。

 

メールなんて返してる暇ないんでしょうね、メール送った数十件のほとんどは返ってきませんでした!

 

 

 

秒で消えるし、viewingも行けないので、やっぱ現地に着いてからじゃないと難しい。

 

 

 

でも、果てしない数のライバルがいるのでそうそう簡単じゃない。

 

 

 

 

結構ナメてたなーーウチら!!!笑

 

 

 

 

 

昼間ラオくんは仕事なので、ホステルに来てから私は昼間色んな人と話すのですが、私たちみたいな状況の人たちで溢れてました!!

 

 

 

ホステルって通常平均年齢若いんですが、今のこの時期のロンドンは老若男女勢ぞろいです!

 

 

「普段ドミトリーなんて泊まらないんだけど・・」って人がたくさん。

 

 

 

中には、ワーホリで来てて仕事も家も探し中って人も(嗚呼懐かしい)。

 

 

 

 

NZで1週間のドミしか予約せずにワーホリ行った考えなしの私もなかなか無謀だったけど、ここの今の状況あの時の私より大変な気しかしない。

 

 

 

みんな、頑張ろうぜ!!!!!

 

ロンドンで日本食を欲しているあなたへ♡

ホテルからすぐ近くにあるモールに「Ichiba」という日本食品を取り扱っているお店があります。

 

 

ホワイトシティ駅もしくはシェパーズブッシュ駅からすぐ。

Level -2 Westfield London Shepherd's Bush W12 7HB

 

www.ichibalondon.com

 

 

 

海外で日本食扱ってるお店って、だいたい中国とか韓国とか東南アジアの食べ物に紛れて売られたりしてません??

 

 

 

でもね、ここはもはや日本のスーパーみたいな感覚!!

 

 

基本的に日本食ばかり。

 

 

 

 

海外で日本食が恋しくなったら、ここはたまらん♡お店であります!!!

 

 

 

 

 

では、ちらっと写真でご紹介しますね♡

 

 

 

↑マヨネーズ、ソース、醤油、味噌汁、味噌の種類の多さ素敵♡

 

 

 

 

↑ふりかけもこんなに!!!!

 

 

嗚呼ゆかりーーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

↑お菓子もラーメンもいっぱい!!

 

 

 

↑器とか食器もあります

 

 

 

↑お酒もいっぱい!!(獺祭が、海外にしては安いと思うのは私だけだろうか)

 

 

 

 

 

 

中にはイートインスペースもあり、ラーメン、うどん、たこ焼きなんかも食べられます。

 

 

 

 

こんなに素敵!!最高!!な場所!!!

 

 

 

 

 

だがしかし・・・

 

 

 

私たち日本人にとって、全く可愛くない値段・・・

 

 

 

 

特に今、円安の煽り&女王が崩御してからポンドがまた上がってきてて。

 

 

 

↑9月12日時点で、1ポンド167円。

 

 

 

 

 

プライスカードの値段×167=日本円

 

 

なので、興味がある方はやってみてほしいんですが。

 

 

 

 

例えば。

 

 

 

↑こののど飴、日本の100均とかに売ってますよね?

 

 

これ・・・833円。

 

 

 

 

 

 

( ゚д゚ )!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

マルちゃん正麺(袋麺)5パック入りのこれ!!

 

 

2169円!!!!!

 

 

 

 

 

 

( ゚д゚ )!!!

 

 

 

 

 

 

 

↑あんこのチューブ、809円!!!

 

 

 

 

↑サトウの切り餅400g、1536円!!!

 

 

 

 

↑トリスのハイボールが883円・・・・!!!

 

 

 

 

鬼滅の刃の本が・・・5076円!!!!!

 

 

禰豆子ーーーーーー

 

 

 

 

 

 

もうね、私の目、開きっぱなしでドライアイが加速しまくってた店内( ゚д゚ )!!!

 

 

 

びっくり仰天とはこのことだ、まさに。

 

 

 

 

 

いやーーーーー高い。

 

 

高いったらありゃしない。

 

 

 

 

ふりかけのゆかりが868円とか信じられる???笑

 

 

 

 

 

 

色々仰天しまくってたんですが、私の目が一番大きくパチクリっ!!ってなったのはこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

た・・・たけのこの里・・・

 

 

 

 

 

 

1050円・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( ゚д゚ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まって??

 

 

たけのこ1000円超えるってどんな現象???

 

 

ゴディバのチョコより高いってどゆこと???

 

 

( ゚д゚ )

 

 

 

 

日本の皆さん、たけのこの里買って噛み締めてください、1000円の味を・・・

明治 たけのこの里 70g×10個

価格:2,160円
(2022/9/16 19:13時点)
感想(0件)

 

 

 

 

 

 

ま、値段の違いを楽しむもあり(ほんとに可愛くない値段)。笑

 

 

 

 

でもさ、それくらい出しても日本食が恋しくなるって気持ち、私にはわかる、泣けるほどわかります!!!笑

 

 

 

 

ロンドンで日本食食べたくなったら行ってみてください!

 

ここに限らず、あちこち日本食はあるのでホッとしてます♡笑

ロンドン散歩

ラオくんの仕事始まるまでの最後の週末。

 

 

 

家探しの傍ら、せっかくなのでお散歩へ。

 

 

 

 

 

ホテルからちょっと歩くと、Kensington Gardensという公園。

 

 

 

 

すごく広い公園で、老若男女いろんな人がそれぞれの楽しみ方をしています。

 

 

 

 

 

 

ここには、かの有名なケンジントン宮殿があります。

 

 

 

 

 

↑Her majesty!

ヴィクトリア女王の彫像があります。

 

 

 

 

 

 

 

これのすぐ近くに、Round Pondという美しい池が。

 

 

 

 

わぁ♡

 

 

 

白鳥いっぱいいるーーー♡

 

 

 

白鳥だけではなく、ここは鳥たちの本拠地のようですね。

 

 

 

 

とにかく人慣れしていて、自由に過ごしている彼ら。

 

 

 

 

 

 

この風景は、ニュージーランドを思い出します。

 

 

 

というか、システムとか雰囲気とか色々含めて、イギリスとニュージーランドはめちゃくちゃ似てる!

 

 

 

 

みんながみんなそれぞれ好きなことをしてる。

 

 

 

私はそんな雰囲気が大好き♡

 

 

 

 

 

シティサイドへ。

 

 

 

公園からちょっと歩くと、街中には無印良品ユニクロがありました!

 

 

 

ロンドンは、ほんとに世界中の会社やショップが点在しています。

 

 

 

 

そして、ロンドンの街中にはお花がたくさんあります♡

 

 

 

色とりどりのお花と、イギリスらしい建物がとってもマッチしてて。

 

 

 

 

散歩するだけでも楽しいです♡

 

 

 

 

 

 

翌日はちょっと足を伸ばして、

 

 

 

 

↑あの!あの!ビッグベンだー!!!

 

 

 

 

実はビッグベンに行く予定なかったんですが、ナショナルギャラリー目当てで駅降りて、トラファルガー広場から歩いてたらたまたまあった!ラッキー♡

 

 

 

歴史の教科書でしか見たことない、あの時計台!(まじでイギリスの前知識ない)

 

 

 

 

 

↑馬に乗った兵隊さんだーー!!

 

 

 

じーーっと遠くを見つめていて、観光客のマスコット的な感じになってました!

 

 

 

かっこいい!!

 

 

まさに英国だ!!

 

 

 

 

Westminsterの通りにある、赤い電話ボックスが並んでるとこ!

 

 

 

たまたま赤いパンツ履いてたのがちょうどいい感じに。笑

 

 

 

 

通りにはおしゃれなバルがぽつぽつあります。

 

 

 

 

この通りはイギリスらしい雰囲気がぎゅっと詰まってて、観光客がたくさんでした!

 

 

 

 

 

↑さて、お目当てのナショナル・ギャラリーへ。

 

 

 

私は美術館が大好きで、いろんな国を訪れては美術館へ行きます♡

 

 

 

 

 

この美術館にはなんと!

 

 

 

↑あまりにも有名な、ゴッホのひまわり。

 

 

 

世界中に存在する6点のひまわりのうちの1点!!

 

 

 

 

 

ピカソのこの絵、めっちゃピピピ。

 

 

 

 

 

なんとこちら、入場料無料!!!

 

 

 

イギリスのほとんどの美術館が無料なんです!

 

 

 

 

「すべての人が平等にアートを楽しめるように」

 

 

との考えだそうです。

 

 

 

 

こんな貴重で膨大な量のアートを楽しませていただいて無料だなんて、素晴らしすぎます。

 

 

 

素晴らしい時間をありがとう!!

 

 

 

 

外に出たら晴れてて、インドのフェスティバルやってました!!

 

 

 

 

だんだん好きになってきたぞーロンドン♡

バッキンガム宮殿で感じた愛のエネルギー

少し時間が前後しますが、エリザベス女王追悼の意を込めてバッキンガム宮殿に足を運んで来ました。

 



 

女王崩御のニュースが入ったとき、私はラオくんとモールにいました。

 

 

 

ラオくんの仕事用の電話でメッセージが流れて来て、

 

 

「女王が亡くなったって」

 

 

 

 

えっ!?

 

 

すごい大きなニュースやん。

 

 

先日即位70年のセレモニーが流れてたばっかりだと思ったのに。

 

 

 

 

↑そのモールでたまたまこのモールでゲットしたブーツには、否応なしに「エリザベス」と名付けました!

 

 

70年間愛用希望(ちょっと無理)、いや、大切に使えば70ヶ月ならどうにかいけるかも!!

 

 

 

これはRiver Islandというイギリスのブランドなんですが、わりとお手頃価格なのに品よく見えるアイテムがたくさんでモールに行っては眺めていました♡

 

 

 

やっとブーツを買ってご機嫌、やっぱウォーキングシューズでは私のテンションが爆上がりしないぜ♡

 

 

 

 

 

 

で、ニュースの翌日、このブーツを履いていざバッキンガム宮殿へ。

 



朝、準備しながらTVで見たニュース(イギリスは多分1日中ニュースやってた)の場所に今からすぐ行くって、これまたすごいよな。

 

 

 

 

↑運良く二階建てバスの1番前ゲットできたこの日は大降りの雨。

 

 

というか、降ってなかったのにバス乗った瞬間に大雨降ってきた。

 

 

 

 

宮殿に近付くと、歩いてる人も車もいっぱい!!

 

 

 



降りたら雨があがった。



 

あがったどころか、徐々に晴れ間が見えてきた。

 

 

 

 

今思えばどう考えてもタイミング良すぎたわ私!!

 

 

 

エリザベス(ブーツ)、私を守ってくれて本当にありがとう♡

 

 

 

 

 

宮殿には流れるように人がわんさか押し寄せている。

 

 

 

 

 

↑でーーーーーーーーーん!!

 

 

 

 

こっ!これがバッキンガム宮殿か!!!

 

 

 

教科書でしか見たことないあれか!!(ビッグベン以来)

 

 

 

 

ってか、めちゃめちゃ人がいる!!( ゚д゚ )

 

 

 

そりゃそうか、ニュースの翌日だもんなぁ。

 



それにしても、こんなに集まるんだ!!ってくらいの人。

 

 

宮殿の門を見るのが難しいくらい!

 

 

 

 

↑その門の正面にある、このゴールドの銅像

 

 

 

 

私はこの像の美しさに一目惚れ。

 

 

しかも私がこれを見ている間に、空がどんどん晴れて青になってきて。

 

 

 

雲の白さとのコントラストがとても美しい。

 

 

気付けば360°ぐるっとして釘付けになってました。

 

 

 

この像は、エリザベス女王の前のヴィクトリア女王の記念碑だそうです。

 

 

 

 

みんなが女王を想う気持ちと共に、空へ突き抜けていくようでした。

 

 

 

 

↑いたるところに綺麗なお花が献花されてました。

 

 

来るときも、花束を抱えた人でいっぱいだった。

 

 

 

 

騒いだり大声を出したりする人はおらず、ごくごく静かな時間が流れてました。

 

 

 

彼女が長年「女王」として過ごしたバッキンガム宮殿でこの日私が感じたエネルギーは、たくさんの人の愛。

 

 

 

女王が亡くなったニュースが流れたとき、ここにダブルレインボーがかかったそうです。

 

 

ハリーポッター占星術で知られるイギリスという国は、目に見えない何か、が人々に近くたくさんあるのかもしれない。

 

 

 

 

 

しかも亡くなった場所バルモラル城は、女王がプロポーズされた場所とのこと。

 

 

 

なんだかじーんとしちゃいました。

 

 

 

 

 

世界中のこんなにたくさんの人に愛された女王、素敵な生涯ですよね。

 

 

 

そういえば、いつも鮮やかな女王の一色コーディネート、映えていらっしゃいましたよね!!

 

 

 

あれは、

 

「国民にすぐに見つけてもらえるよう、明るい気持ちになってもらえるよう」

 

という願いをこめて、こだわりがあったそうです。

 

 

 

 

イギリス国民の3人に1人が女王に会ったことだあるんだとか。

 

 

それだけ国民と女王は距離が近かっただけに、今回のニュースは本当にお辛かったことと思います。

 

 

 

ラオくんの会社の人は黒い服を着て喪に服していたそうですし、お世話になった不動産会社のお姉さんもたくさん泣いたと言ってて。

 

 

 

 

ギリシャ人のラオくんはピンときてないみたいでしたが、日本国民の私たちはなんとなくわかる気がしません?

 

 

長く続いている国の歴史、という意味でもそう感じるんでしょうかね。

 

 

 

 

 

まさかイギリスに来てすぐ女王崩御に遭遇するなんて、と驚いていますが。

 

 

 

長い歴史の中の「終わりと始まり」「時代の切り替わり」に立ち会えた貴重な機会でもあります。

 

 

 

 

国葬は19日に執り行われるそうですが、数日経った今もロンドンの至るところに女王のパネルが掲げられています。

 

 

この国で、近くで、その切り替わりのエネルギーをそのまま感じようと思います。

 

 

 

エリザベス女王、長い間お疲れ様でした。

 

 

心よりご冥福をお祈りします。

ギリシャの役所が大嫌いな件

私が大使館でもらったのは、ギリシャ語で書かれた「出生証明書」。

 

 

日本から送ってくれた戸籍抄本に基づいて、大使館が作成してくれます(9ユーロ)。

 

 

 

 

私がパートナーシップ締結した時に市役所に提出しないといけなくて、でもその時は知らなかった上に時間もなかったので、

 

 

「近々必ず持ってきてね」

 

 

の約束のもと、パートナーシップが受理されたのでした(いいんかそんなんで?って感じですが)。

 

 

 

 

 

なのでその約束を果たすべく、

 

 

母に市役所に出向いてもらい、慣れないエアメールを送ってもらって手に入れ、

 

 

アテネの大使館に出向き漸くゲットしたのです。

 

 

 

 

さて今回、それをこちらの市役所に持って行くの巻。

 

 

 

 

 

 

「一緒に行こうね」と言ってて、他にお義父さんと用事のあったラオくんは先に出かけ、終わったら私も合流する、というプランでした。

 

 

 

もう準備ができそう!ってタイミングでラオくんから、

 

 

「今行ってきたよ、でもダメだったよ。」

 

 

と電話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

What???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疑問は2つ。

 

 

1,なんでもう行ったんだ

 

 

2,なんでダメだったんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

1はまぁいい。

 

 

用事の近くだからついでに寄ってくれたんだろう。

 

 

 

 

大問題は、2。

 

 

 

 

 

 

 

市役所の奴(もはや奴呼ばわり)曰く、

 

 

 

「はじめは大文字、あとは小文字じゃないとダメ。

 

 

アクセントマークも、(パートナーシップの書類と)同じじゃないとダメ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は?

 

 

は????( ゚д゚ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなん知らんやん???笑

 

 

 

 

 

大使館発行の、列記とした正式な書類なんですけども???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょ、納得いかねー」

 

 

 

ってなり、City centralでラオくんと落ち合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、大使館に電話をかけ事情を話した。

 

 

 

大使館の人、びっくり。

 

 

 

 

「そんな話、聞いたことないです・・

 

 

皆さんに同じように同じフォーマットでお出ししていて、今までそんなトラブルあったことがないです・・

 

 

多分、市役所の対応する人によるんじゃないでしょうか・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・くっそ

 

 

 

オレンジマダムめーーーーーーーー!!!!!

 

(パートナーシップ締結した時の記事参照)

 

 

 

 

 

(O_O)

 

 

 

 

 

 

「・・ですよね?

 

 

ありえないですよね!?

 

 

公的文書ですもんね!!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

激しく頷く私。

 

 

 

 

 

その隣で、どうしようもない顔してるラオくん(想像にお任せします)。

 

 

 

 

 

 

 

 

ギリシャ人のラオくんは知ってるんです。

 

 

 

ギリシャの役所で何をどう言っても無駄だってことを。

 

 

 

 

 

前回も書きましたが、こちらは市民よりも市役所職員の方が100000倍の権力を持ってる。

 

 

キレればキレるほど、何も通らなくなる。

 

 

 

 

日本は逆ですよね??

 

 

悪い言い方すれば「言ったもん勝ち」みたいな。

 

 

 

 

そんなの、この国には存在しない、

 

 

 

はい、それはわかった。

 

 

 

 

 

 

でも、私は断じて納得いかない。

 

 

 

し、市役所の職員に伝える必要があると思った。

 

 

 

 

「大使館発行の公的文書はこのフォーマットのみ。

 

 

これ以外に作成する方法はない。

 

 

この場合はどうなる?」

 

 

 

ってことを。

 

 

 

 

 

私だけじゃなく、もし将来日本人がここで同じ目に遭ったら嫌だろうな、とかさ。

 

 

 

 

 

大使館の人も一緒にヒートアップしてくれて、

 

 

「もしよかったら、私共から職員さんにギリシャ語で説明しますよ!」

 

 

なんて、とても親切で心強いお言葉を頂いた。

 

 

 

 

 

最強やん!!

 

 

市役所すぐそこやし、行って説明するしかないやん!!!

 

 

 

おっしゃ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ってなってる私の横で、

 

 

 

「絶対に二度と行かない、行きたくない。」

 

 

と、イライラしてるラオくん。

 

 

 

 

 

 

 

はぁん??

 

( ゚д゚ )

 

 

 

なんで??

 

 

一択でしょ??

 

 

てかなんでイライラしてんの??

 

 

 

 

 

私、全く理解のできない状況に。

 

 

 

 

 

ラオくんの言い分としては、

 

 

 

「今日すでに出向いて”提出する”って約束は果たした。

 

 

それに、大使館が何と言おうと市役所の対応は絶対に変わらないから行くだけ無駄。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁぁーーーー?????

 

 

 

 

 

 

んじゃあれか?

 

 

彼らの道理の通らん意見に同意するってことか??

 

 

このまま黙って??

 

 

 

今、大使館直々に電話で説明してくれるとまで言ってくれてるのに、それ無駄にする気か??

 

 

私たちのやってることは1点の曇りもなく正しいのに、それを提示しないで折れるなんてどんな神経してんの??

 

 

日本→アテネまで行って手に入れたこの書類、そんなんで無駄にしてそれでいいの??

 

 

そもそも、この私の悔しさが治まらない!!!

 

 

すぐそこなんだし、行くだけ行こや!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

この街のど真ん中で、私は盛大に想いを伝えた。

 

 

 

想いが身体にリンクして、コメディアン並みのオーバーリアクションになった。

 

 

 

そして、すれ違う人がみんな振り向くほど大きな声で伝えた。

 

 

 

 

 

それくらい、納得がいかなかった。

 

 

 

 

 

 

大使館の人は日本語もギリシャ語もオッケーなので、途中で電話を代わりラオくんに説明してもらった。

 

 

 

 

頑なに行くのを拒むラオくん VS 行かずにいられるかの私

 

 

 

 

 

先に彼だけで市役所に出向いたのは、きっとこうなることをわかっていたからだと思う。

 

 

 

ラオくんは「無理だったよ」って言えば私も納得すると思ったんだろう。

 

 

 

 

 

ふっ、甘いぜ。

 

 

 

そんな理不尽な理由で引き下がれるもんか!!

 

 

 

 

 

 

 

思えば、こんな感じで私は世界中のタクシードライバーや理不尽オーナーたちに想いを伝えてきた(しょーもない喧嘩いっぱいしたわ笑)。

 

 

 

まず、言ってみる。

 

 

それでも無理なら、納得するかもしれない。

 

 

 

何もせず聞き分けよくするなんて、絶対に無理。

 

 

そんなの、小さい頃の私で卒業したわ!!!!!

 

 

 

 

 

ラオくんは結構そういうとこあります。

 

 

お会計が間違って(多く払って)ても何も言わない。

 

 

値切りもしない。

 

 

 

私が犬に噛まれたときも、犬のオーナーに何も言わなかった。

 

 

 

私から見ると、とってもかっこつけてるポーカーフェイスに見える。

 

 

 

 

もちろん、それがいい時もたくさんある。

 

 

私だって、普段はスマートに朗らかに心地良く人付き合いをするのが好き。

 

 

 

 

でもね、それじゃどーにもならない時っていっぱいあるんだよ。

 

 

 

 

ラオくんは「結果が変わらないから」しようとしないけど、

 

 

それじゃ、私の悔しい気持ちはどこへ行くの?

 

 

やってもないのに「はい」って従えばいいの?

 

 

 

 

私の気持ちがないがしろにされてるって気がして、すごく嫌だった。

 

 

 

 

 

「そんなに行きたいならNatsumiが行ってきたらいい、とにかく自分は絶対行きたくない」

 

 

と彼に言われて更に腹がたった。

 

 

 

 

 

 

 

「私、ギリシャ語話せないんだわ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

嗚呼、これが日本なら楽勝なのに。

 

 

何のためらいもなく想いをそのまま伝えられるのに。

 

 

 

 

 

 

アーメン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一向に引き下がらない両者の戦いは、結局私が勝った。

 

 

 

ラオくんが折れて、市役所に向かうことになった。

 

 

 

 

 

コロナ禍の日本より激しく私とソーシャルディスタンスを取り、

 

 

”ずんずんずんずん・・”って効果音がぴったりな歩き方でかなり先を歩く彼。

 

 

 

 

 

めっちゃ怒ってるんだろうけど、

 

 

私的にはどうして怒るのか、未だに不明だった。

 

 

 

 

行って、大使館の件を伝えたら済むのに!!

 

 

それで無理なら知らんやん!ってなるやん。

 

 

 

 

 

市役所に入った瞬間。

 

 

コーヒー片手に持って外に出ようとしてるオレンジマダムとばったり会った。

 

 

 

頭から足先までを舐め回すように見るこいつ・・

 

 

ほんとに不快♡

 

 

 

 

 

ラオくんが諸々の事情を説明してくれた。

 

 

 

しかしマダムの表情は変わらず、ラオくんも「ですよね」的な感じ。

 

 

 

 

 

何故かラオくんはお礼を言い、マダムも立ち去ろうとした瞬間。

 

 

 

 

 

「なんで??」

 

 

 

 

 

割って入った私。

 

 

 

 

 

大使館の文書がダメなら、じゃあどうしたらこれがクリアできるの?

 

 

国が認めているパートナーシップ制度、全員にその権利があるはずでしょ?

 

 

これで引き下がるってことは、平等にある権利を放棄するってことになるよね?

 

 

 

 

こんな当たり前のことを、わざわざ出向いて嫌いな奴に二回もあって説明しても断固拒否なんて、まかり通らなくない??

 

 

 

 

食い気味な私に、ラオくんを介して説明してきた。

 

 

 

 

 

「これは大文字でしょ?アクセントマークが・・」

 

 

 

 

 

はい、そうですよね、聞いてます。

 

 

私が知りたいのは、大使館はこれしか発行してないのでその先どうしたらいいんすか?ってことよおわかり??

 

 

↑不機嫌なラオくんが翻訳ストップしてるので、勿論これは伝わってない。

 

 

 

 

 

マダムは再び私を舐め回しながら、

 

 

 

「あなたはいつも笑顔ね、きっと日本はここよりも落ち着いていて朗らかな国なのね。

 

 

これ以上説明するのを辞めるのをオススメするわ、とにかく法律でそう決まってるから、無理なものは無理なのよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘みたいな、ほんとの話。

 

 

 

 

親切な大使館の力を借りる気力もなくなるほど、

 

 

「もういいや」

 

 

ってなった。

 

 

 

 

 

市役所を後にし(最後までラオくんはお礼を言ってたけど、私は絶対に言ってやらなかった)、大使館にお礼の電話をかけた。

 

 

 

大使館の人は私に味方してくれたし、同情も心配もしてくれた。

 

 

それどころか、「わざわざありがとうございます」って逆にお礼を言ってくれた。

 

 

 

 

 

どっちが普通とかそうじゃないかとかじゃなく、

 

 

この国の人がこんな理不尽な市役所のシステムを飲んで暮らしていることにぞっとした。

 

 

 

 

 

あ、この件に関して言うと、まぁ、もういいんです。

 

 

 

将来(正式に)婚姻届を出すときにはこの制度は無効になるので、そうなれば照らし合わせる書類が変わるので大丈夫と思います。

 

 

日本で出せばいいんだし、とか、方法はありますし。

 

 

 

 

 

 

 

 

市役所に出向くミッションをクリアした私はスッキリしましたが・・・

 

 

 

無性に不機嫌なラオくん。

 

 

 

 

私、人の機嫌をとってほーほーするタイプじゃないし、自分の機嫌は自分でとれって思ってる。

 

 

 

喧嘩も、私の中では当たり前のこと。

 

 

意見がぶつかるなんて当たり前。

 

 

 

 

 

でもさ、

 

 

今回のことに関しては、彼に疑問だらけ。

 

 

 

 

この後行ったカフェでラオくんに

 

 

「自分は行きたくないって言ったのに、Natsumiは自分の気分さえよければそれでいいんだね!!

 

 

行っても無駄って言ったし、俺が行って無理って言っても信じなかったよね!!

 

 

Natsumiの付き合い方は、いつもNatsumi worldだ、二人じゃなく、1人だ!!」

 

 

って言われまして。

 

 

 

 

 

 

再びゴングが鳴り響く。

 

 

 

 

 

「信じてるよ、いつだって!!

 

 

でも私は、自分のこの目で見たいし、自分の心で納得したい!

 

 

市役所に行きたいって言うだけでまさかこんなに怒るなんて思ってなかった!!

 

 

あなたはいつだって、私"以外"の人たちの気持ちを優先する、いい子ちゃんぶる。

 

 

私サイドについてくれないパートナーなんて初めてだから私が一番びっくりしてるわ!!!!!」

 

 

 

 

以下省略しますがとにかく!!

 

 

 

このまま気分の悪い時間は続き、ラオくんはランチを一切食べない横で私はもぐもぐして、お義母さんは様子がおかしい彼のことを「どうしたの?」って心配そうに私に聞いてくるけどギリシャ語で説明できるわけもないし、

 

 

 

 

もーもーもーーーーーーー!!!!

 

 

 

の、一日でした!!!!!

 

 

 

 

嗚呼・・・乱雑な文章になってしまってごめんなさい&こんな長文にお付き合いいただきありがとうございます。泣

 

 

 

 

 

この数時間後、夜美味しいピッツァを食べて「元気?」って聞いたら治ってました。

 

 

 

国際恋愛、国際結婚、難しいことがたくさんあって、必要以上に疲れます。笑

 

 

 

 

でも、私はいつだって私なのでご安心を!!!

 

 

 

一緒に成長できたら幸せですが、もともとの本質も尊重し合えたら最高と思います。

アテネで義弟とデート

どうしてもアテネにある日本大使館に行かないといけない用事があったので、ラオくんの実家北部からアテネに向かいました。

 

 

 

私はやっとコロナ陰性、ラオくんはまだコロナ陽性中というタイミングで。

 

 

 

ってなわけで、1人電車に乗って向かいました!

 

 

 

 

 

ずーーーっと二人で行動してたので、1人で行動すること自体がめっちゃ新鮮♡

 

 

というか、私の基本スタイルはこれなので、二人でって方が珍しいのか!笑

 

 

 

 

ラオくんが駅まで見送ってくれたんですが、明らかにいつもと違う。

 

 

ちょっと心配なお父さん化してました。笑

 

 

ね?笑

 



 

晴れなら、アテネに住む義弟が出迎えてくれてバイクで行動する予定(たまたま休み)。

 

 

雨なら、メトロ使って1人で向かう予定。

 

 

 

 

この日、天気予報は雨時々雷。

 

 

 

義弟はとにかく運が悪いで有名(例えば、夏休み始まった瞬間にコロナに感染したり)。

 

 

 

私はこの通り、とにかく運がいい。

 

 

 

 

 

前日に義弟と、

 

 

「どっちが勝つか勝負ね!」

 

 

って言ってたんですが、、

 

 

見事に完封負けしました。笑

 

 

 

 

 

片道4時間くらいかかる長旅。

 

 

アテネに近づいた時、電話が鳴った。

 

 

 

義弟「今どこ?」

 

 

 

 

グーグルマップ開いて位置情報を伝え。

 

 

 

 

すると義弟、

 

 

「駅まで迎えに行くよ」

 

 

 

 

いやいや!

 

 

晴れならバイク出してくれるってのはありがたいしわかってたけど、

 

 

 

 

雷雨やがな( ゚д゚ )!!!

 

 

 

 

 

私「いやいや、雨の中わざわざ歩いてきてもらうなんて申し訳ないよ!

 

 

1人で行けるから、ほんと気にしないで!!」

 

 

 

 

全力でそう伝えた。

 

 

私は日本を代表する方向音痴だけど、そう難しくないし全然平気!!

 

 

 

 

しかし・・・

 

 

義弟「なんで申し訳ないの?」

 

 

とにかく駅に行くから、後で会おう!」

 

 

 

 

 

 

私の弁論、まったく意味なし!!

 

 

 

こういうとこ、お義母さんのDNAだなと思った。笑

 

 

 

 

 

私が何番車両に乗ってるのか尋ねた義弟、しっかり駅のホームでお出迎えしてくれました!

 

 

 

ここから私は色々と感動していく。

 

 

 

 

 

まず、メトロのフリーきっぷ(90分乗り放題って言ってたかな)を既に購入してくれていた。

 

 

 

 

 

「トイレに行きたい」

 

 

というと、迷いなく駅員さんに尋ね、「トイレ」の表示のない知る人ぞ知る、みたいなドアに案内してくれた。

 

 

 

 

最寄り駅に着くと、大雨+雷ゴロゴロ。

 

 

義弟はリュックからサッと折りたたみ傘を取り出し、差し出してくれた。

 

 

(この傘がホネが折れて壊れてたのが最高のご愛嬌だった!笑)

 

 

 

 

雨宿りしながらタクシー捕まえようとするが、雨のおかげでなかなか捕まらない!

 

 

 

仕方なく義弟がタクシーアプリ開いてるすきに、ノリで手を挙げた私が一発でタクシー捕まえて爆笑。笑

 

 

 

 

無事に大使館に着き、受付の警備さんにギリシャ語で伝えてくれてスムーズに進み。

 

 

 

私だけ中に入り、陽気な警備さんの元荷物チェック(空港の保安検査場みたいなやつ)。

 

 

 

 

大使館の人、とっても親切で感動しました♡

 

 

 

何より、ここギリシャで日本語を目一杯話せること!!

 

 

日本の漫画や本がずらっと並んでて読み放題!

 

 

 

 

日本から頑張って母が送ってくれた書類のおかげで、なんとかなり。

 

 

 

無事に書類をゲットして、任務を終えた私。

 

 

 

 

雷雨の中、外で待っててくれた義弟はずっとニコニコ。

 

 

 

 

ここから帰りの電車まで数時間あったので、行きたいとこリクエスト!

 

 

 

「ジャパニーズフードを買いたい!」

 

 

のリクエストに答えてくれて、タクシーアプリで呼び、乗った。

 

 

 

 

このタクシードライバーの義理のお義父さんが住んでるのがなんと。

 

 

ラオくんたちのおじいちゃんの家の目と鼻の先だった衝撃!!

 

 

しかも、奥さん義弟と同い年だった。笑

 

 

 

ギリシャといえど、この広い世の中でこんなことあるのねー!!

 

 

 

 

お店でるんるんで、うどんやらラーメンやらをカゴに入れて行く私を横目に、

 

 

「Natsumi,これ持ち歩いてくの大変じゃない・・?」

 

 

 

 

 

 

はっ( ゚д゚ )!!!

 

 

 

 

 

 

義弟の一言で、カゴ半分くらいまで減らした私、偉い!!!笑

 

 

 

 

 

でも、最後の一本だった「ゆずポン酢」だけは絶対に死守した!笑

 

 

 

 

 

 

それから、お目当てのラーメン屋さんへ♡

 

 

 

 

私はギリシャに来て長らくの間、うどんが食べたくて仕方がなかった。

 

 

youtubeで「うどん」って検索して、老舗のうどん屋さんが出汁をつくったり湯切りしたりネギを載せてる動画をたらふく検索し、悶ていた。

 

 

 

 

遂には

 

 

手打ちうどん作ればよくない?小麦粉たらふくあるんだし」

 

ってマインドにまでなった。

 

 

 

しかし、お義母さんのピカピカのキッチンでうどんを打つ勇気もなく、動画で悶える日々が続いてまして。笑

 

 

 

 

 

で、「絶対にうどんのあるレストランに行く」と決め、

 

 

かつお出汁がきっと苦手だろう義弟には「ラーメンを食べてもらいたい」と思い、

 

 

 

このラーメン屋さんをチョイスしたってわけです。笑

 

 

 

 

 

メニュー見ただけでテンション上がりまくる私♡

 

 

とんこつ、しょうゆ、みそ、とか、色々あって説明するまではいいんですが、義弟の好みまではちょっとわからない・・

 

 

 

しょうゆはしょっぱいだろうし、みそは臭いだろうけどとんこつもちょっと臭いよな・・とか。

 

 

しかも、ほぼ全部唐辛子のマーク=辛い(彼は辛いの全然ダメ)

 

 

 

 

結局、とんこつの唐辛子抜きに決定!

 

 

私は欲張って、みそラーメン+天ぷらうどんをオーダー!!

 

 

 

彼がうどんに乗ってる「なると」を食べてみたいというので、うどんはシェアすることにしました!

 

 

 

 

 

私、感激。

 

 

夢に見るくらい食べたかったうどん+スープ、最高!!!

 

 

 

もっとこしこしのうどんが食べたかったなんて贅沢言わない!!(地元はうどん県のとなりなので、私のソウルフードなのですよ)

 

 

嗚呼、出汁ってなんでこんなに美味しいのか・・。

 

 

 

 

↑味噌ラーメン。

 

 

日本だと、うどんとラーメン同時に食べることなんてあり得ないよなーと思いながらいただきました、超贅沢。

 

 

ちなみに、味玉トッピングしたのに既にメニューに含まれていたようで2個も卵を食べることに!笑

 

 

 

 

 

あ、彼の感想!

 

 

とんこつラーメンは美味しかったらしい!!

 

 

 

乗ってた海苔とイカスミみたいな黒いのに興味津々だった。

 

 

なるとは、コメントなしだった(そもそも魚が食べられないからさ。笑)!

 

 

 

 

 

私がお手洗いに行ってる間に、お会計済ませてくれるスマートさよ!!

 

 

 

帰りのメトロのチケットも事前に買っておいてくれるスマートさよ!!!

 

 

 

 

 

実は、アテネに着いてから全く財布を開いてない私(ポン酢とか買っただけ)。

 

 

 

 

 

考えてくださいよ、大使館に行くのが目的でアテネに来てるので、私が出すのが当たり前でしょ?

 

 

 

なのに彼、メトロのチケットもタクシーもラーメンに至るまでぜーーーーーんぶ出してくれた。

 

 

 

私が払おうとしても、頑なに拒否!!!

 

 

 

私が彼に買ったの、1本の水だけ!

 

 

 

 

というか、貴重な休日な上に外は雷雨。

 

 

そんな日にわざわざ迎えに来てくれてお金出してくれて案内もぜーーーんぶしてくれて。

 

 

 

(´;ω;`)

 

 

 

 

ラーメンすすりながら聞いてみた。

 

 

「なんでそんなに優しいの!?」

 

 

と。

 

 

 

 

 

彼曰く、誰にでも優しいわけじゃない、と。

 

 

兄のパートナーで家族だから、と。

 

 

 

 

 

(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

こんなにデキる男で、超イケメンで、警察官で、真面目で誠実でかわいい彼。

 

 

なんで彼女がいないのかまじで不思議!!!

 

 

 

 

いやー、いっぱい感動しました。

 

 

 

 

 

楽しく会話しながら駅まで歩き、コーヒー飲んで待機。

 

 

居合わせた二人組のお姉さんと談笑(こういうギリシャのフレンドリーさが好き)。

 

 

 

 

ホームまで歩いてると、構内アナウンスが。

 

 

耳を傾ける彼。

 

 

 

 

なんと、「1時間くらい遅延しますよ」と。

 

 

 

 

 

は?( ゚д゚ )

 

 

 

 

 

人身事故か何かと思ったら、1本前の列車が遅れてるから、との事。

 

 

 

結構みんなケロっとしてるのが不思議で仕方なかった!!笑

 

 

 

 

 

親切な彼は、ホームから見えるさっきのお姉さんたちに「1時間遅れてるー!」と叫んで教えてあげたり、

 

 

 

止まってる列車の前でどうしたんだ?って顔してる女の子たちに教えてあげたり。

 

 

 

 

 

 

何このいちいち親切な人!!!

 

 

 

 

 

結局、30分遅れくらいで済んだんだけど。

 

 

 

 

 

 

彼のおかげで超楽しいアテネでの時間だった!!!

 

 

彼がいなかったら、迷いに迷いまくっていただろう。笑

 

 

 

 

こんな心優しき義弟を持って、私は幸せ者だ!!!

 

 

 

 

 

 

そうそう、ラオくんですが(忘れてた風になってますが!!笑)

 

 

 

 

事ある度に「Natsumiは大丈夫か?」と義弟に電話をくれていて、

 

 

列車が発車した瞬間に義弟もラオくんに電話してくれていたらしい。

 

 

 

どんな過保護やねん!!って感じですが、ギリシャでは普通みたいです。笑

 

 

 

 

 

ラオくんの最寄り駅には、予定より1時間遅れで到着。

 

 

1時間、駅で待ってくれていたラオくん。

 

 

 

私が降りると、超ほっとしたような顔してました。笑

 

 

 

 

 

いやー、久々の1人旅もいいもんだねぇ(1人で行動してないけども)。

 

 

私にとって、一人の時間はめちゃくちゃ大切だと気付いたわけです、改めて。

 

 

2人と1人のいいバランスを見つけたら最強だなって思いました!

 

 

 

 

【リアルタイム】新天地ロンドンで大喧嘩!!

皆さーん!

 

 

私、元気ですよーーー!!(聞いてない笑)

 

 

 

ロンドン着いて早数日立ちました!

 

 

 

 

こちらはもうすっかり秋で、風が吹くと肌寒いです。

 

 

昼間は薄手の長袖トップス+夜はカーディガンかパーカーが要るって感じです。

 

 

それも日により、半袖でOKな日もあれば、え?もう冬近い?って日も。

 

 

 

 

天気は、1日の内に全部入り。

 

 

晴れ→曇り→雨

 

 

突然スコールのように降り注ぐ雨も慣れましたし、数分後にはカラッと晴れるのも当たり前。

 

 

折りたたみ傘持ってる人が多いですが、めんどくさいので私は持ちたくない派です(さしてもすぐ晴れるから走る派です)。

 

 

 

今のところ、ギリシャのようにずーーーっと晴れだった日はない。笑

 

 

ロンドンの人にとっては、天気は”変わって当たり前”のもののようです。

 

 

 

 

 

直行便がバカ高かったのもあり、今回

 

 

テッサロニキ(Greece)→ミラノ(Italy)→ロンドンヒースロー(UK)

 

 

のフライトで来ました!

 

 

 

 

 

いやー、久しぶりのイタリア、とっても感慨深かったです。

 

 

しかも、前回来たミラノに再び来るなんて想像もしてませんでした。

 

 

 

 

 

 

トランジットが4時間くらいあったので私はミラノの街に繰り出したかったのですが、ラオくんはそれどころじゃないっぽくて空港で待つことに。

 

 

 

 

なにせラオくん、4年ぶりの飛行機!

 

 

 

そして彼は、ヨーロッパ以外の国に行ったことがない。

 

 

学校の旅行もしくは仕事のみ。

 

 

 

 

なので多分、私の感覚と彼の感覚は、飛行機に乗る時点で少し違うんだと思います。

 

 

 

 

 

空港ではとりあえず待つしかないので、

 

 

 

 

↑オリーブとバジルのイタリアンピッツァ(死ぬほど高い、笑)

 

 

 

 

↑KINBOのエスプレッソ久しぶりでした♡

 

 

そうそう、イタリア人はこのちっちゃいエスプレッソをコーヒースタンドでクイッと飲むんだったなぁ、とか思い出してた!

 

 

 

コーヒー1杯で数時間話し込むギリシャ人と、この辺はだいぶ違いますね!!

 

 

 

 

しかもそうだった、イタリアンコーヒーはアイスが存在しないんだったよ!!

 

 

ギリシャですっかりアイスコーヒー漬けになってた私、ちょっと恋しくなった!

 

 

↑上空から見たミラノ周辺の景色

 

 

 

 

ちなみに、3ヶ月過ごした場所へはここから2時間程車を走らせたら着くことが判明。

 

 

すごい、じーーん!

 

 

 

なんか、いろんなことを思い出して1人スナフキンみたいな気持ちになってた(どんなんやそれ)。

 

 

 

あれは2018年の秋で、もう4年前になるんですねぇ。

 

 

思えばあの1年は目まぐるしくいろんなことがあって、それに比例して私の地球移動距離も半端なかったな・・(あんなに感情だけで自由に動けたなんて、今思えばはちゃめちゃだし楽しかった)

 

 

 

全てのこと、人に対して「グラッツェ!」しかない。

 

 

 

すべてがしっかり今の私になっている。

 

 

 

 

愛おしき私の思い出を1人で噛み締め、向かうはイギリス!!

 

 

 

 

 

搭乗直前に前にいたカップル+赤ちゃんが、たまたまギリシャ人で。

 

 

とっても優しい&親切なお二人で、「方向同じだから、着いたら一緒にメトロ乗ろう!」って、ロンドン着いてすぐに案内してくれたんです!

 

 

 

しかも、「ギリシャ人ってことは家族だよね!」って、家族レーンに一緒に並んでくれて一般レーンよりもかなりスムーズに入国完了。

 

 

 

 

イギリス税関、他の国に比べてかなり厳重に質問されてびっくり(ま、わりと普通のことしか聞かれませんけども。笑)!

 

 

 

 

 

この親切なカップルのおかげで、ロンドン初めての私たちは右も左も全くわからなかったのでほんとに有り難かった(*^_^*)

 

 

 

さすがギリシャ人は距離が近い!!

 

 

 

 

交通機関を利用するのに必須アイテム、オイスターカードの使い方から、ロンドンで便利なアプリの紹介など。

 

 

 

連絡先も教えてくれて「なにか困ったことがあったらいつでも尋ねてね、落ち着いたらコーヒー飲みましょう!」と言ってくれて。

 

 

 

どこまで親切なんだ!感動した!!

 

 

 

 

 

カップルたちにメトロでバイバイして、ホテルに向かい。

 

 

大荷物で大変だった上に、エレベーターがないので(ロンドンのホテルではよくあることだそうな)細く長い階段で3Fまで運ばないといけない・・

 

 

大変!!

 

 

 

でもお部屋はキレイで清潔で、ロケーションも申し分ない◎

 

 

 

 

閉店間際のバーガーショップに駆け込みテイクアウト。

 

 

私たち、何も考えずにオーダーしたんですが、

 

・バーガー1

・ポテト1

・オーツドリンク(スムージーみたいな)

・缶コーラ

・ペットボトル水×2

 

これで約18ポンド(今最強に円安で1ポンド約165円)

 

 

 

 

・・・2970円

 

 

 

 

( ゚д゚ )嘘やん!!!?

 

 

 

 

 

OMG

 

 

 

 

 

このなんでもない1人分に等しいこれが約3000円!!!

 

 

 

やばすぎ、噂には聞いてたけれど・・恐るべしイギリスの物価!!!

 

 

 

 

 

 

でね、内容しょーもなさすぎて書くの省きますが(ちょっと書きかけて辞めたくらいしょーもない話)、

 

 

 

この帰り道でラオくんと大喧嘩!!!

 

 

 

 

着いた瞬間のロンドンの路上で、

 

 

 

 

ラオくんはひねくれ怒り、

 

 

私たちは口論し、

 

 

私は泣き叫び!!

 

 

 

 

 

嗚呼・・

 

 

なんでこうも穏やかにいかないもんかね??

 

 

 

 

 

私、そんなにワガママ言ってるつもりもないし、普通の私だと思ってるんですがね。

 

 

 

 

多分ね、私が全く緊張感なさすぎて、それにラオくんがイライラするんだと思う。

 

 

 

 

ラオくんは、

 

 

新しい環境・仕事、慣れない飛行機での旅にホテルに違う国のお金やら、おまけに家もまだ見つかってないし見つかるか不安だったりさ。

 

 

 

 

かたや私、国が違っても、家が見つかってなくても、いつもと同じ感じで。

 

 

 

 

 

だって・・

 

 

だってさ!!!

 

 

 

 

どんなに不安がってたって、どんなにネガティブになったって変わらんやん??

 

 

しかも、別に悲観することなくない?

 

 

キラキラの未来想像すればよくない?

 

 

それで引き寄せるって知ってるもん私。

 

 

 

 

「だーいじょぶだいじょぶ!」

 

 

って私は言ってるけど(もちろん根拠なしのあれ)、

 

 

 

↑ラオくんからしてみりゃ、この感じが癪に障るのかもしれませんね!!!

 

 

 

 

 

できるだけ明るい気持ちでいてほしいし、私も明るくいたいのでそう努めてたんですが、それが完全逆効果。

 

 

 

ずっと岩みたいな顔してるラオくんに(私フィルターにかかりゃ仁王像でしかない)、私が逆にキレるという悪循環!!!

 

 

 

 

 

 

なんやかんや色々で、頑固な頑固なラオくんにブチギレて私、

 

 

「Be careful!!!!!

 

今めっちゃ重要なタイミングやで??

 

それでいいんやな??

 

後悔せーへんのやな??」

 

 

 

って最終通告ばりに突きつけ、

 

 


婚約指輪を別の指にはめちゃった。

 

 

 

 

 

結婚と恋愛って全然違うって思ってるけれど、

 

 

思ってるだけじゃなくて、実感しないとわからないのが私。

 

 

 

 

こんなにも違うのか、はぁ・・

 

 

ってなってるのが正直なところであります。

 

 

 

 

 

こんなに楽しくないとも思わなかったし、

 

 

こんなに頑なだとも思わなかったし、

 

 

家族や周りも含めて、を実感したし。

 

 

 

 

キレすぎて私、この後外に出て、

 

 

「ちょうどパッキングだって出来てるし、もうこのまま今からスペイン辺りにでも飛んじゃおうかな・・」

 

 

って思って航空券検索してたからね。

 

 

 

 

その後、彼が冷静だったおかげで今私は引き続きロンドンにいます。笑

 

 

 

 

 

私の母がよく言うんですよ。

 

 

「ラオくんに言いたい、気をつけろと。

 

キレたらNatsumiはどこに行くかわからんから」

 

 

 

ほんと、よくわかってる母です。

 

 

 

 

でも、これも私の逃げ癖。

 

 

 

あの時、オーストラリアからも、マレーシアからも逃亡した。

 

 

 

いつもならすることを、たまには"しない方"の選択肢をやってみるのもいい。

 

 

逆に言えば、いつでも逃亡は出来ると思っていればいい(最終的な意味で)。

 

 

 

 

 

言いたいことは遠慮なく言った。

 

 

言ったぞ私!!(ええ、上記の通り激しく。ちょっと反省)

 

 

 

これが一生続くのなんて耐えられない、

 

 

ここは私はこう改善する、とか。

 

 

お互いのためにね。

 

 

 

 

 

二人の旅、始まったばっかだし。

 

 

これ乗り越えなくて一緒にいようだなんて、ちょっと違うよね!!

 

 

 

 

 

でも、無理なもんは無理だからさ。

 

 

無理しすぎて自分を壊してしまった人をたくさん知ってるし見てきた。

 

 

苦労は美談になりがちな日本。

 

 

そうじゃないから!

 

自分を傷つけるってことだから。

 

選べるのなら、その道は選ばない方がいい。

 

自分の身体だって借り物だからね!

 

 

 

でも、一度トライしてみてからそれは決めればいい。

 

 

 

 

無理のないよう、お互いを大切にできる関係を目指します!!

 

 

 

 

あ、婚約指輪は元の位置に戻ったのでご安心あれ!

 

 

 

当分ひとりの時間があるので、自分磨きや英語やこれからのことを考えつつ。

 

 

せっかく縁あって住むことになったロンドン。

 

 

 

ひとまず、家ゲットしなきゃ!!!(切実)